2022年10月11日より、国内をおトクに観光地に行ける「全国旅行割」が始まります!
「これが始まるのを待ってた〜!」と、首を長くしていた方もいるのではないでしょうか。
また、これを機に家族旅行やデートの計画している方もいるはず。
でも、「全国旅行割」の中身やGotoと何が違うのかイマイチよく分かりませんよね?
この記事では、全国旅行割の詳しい内容とGotoとどんなところが違うのかを解説します!
全国旅行割の概要
「そもそも、「全国旅行割」って簡単に言うとどんな内容なの?」
「全国旅行割」は、別名「全国旅行支援」と呼ばれるもので、「国内旅行を対象にした観光需要喚起策」です。
これを使用すれば、国内のホテルや旅館に安く泊まれたり、おトクにご当地グルメを食べたり買い物ができちゃうんですよ♪
国内ならどこでもOK!
全国旅行割は、「国内ならどこでも利用OK」なのが特徴です。
今実施中の県民割は、全国が6つのブロックに分かれており、その中の都道府県であれば利用OKでした。
しかし次回始まる旅行割は、ブロック気にせずどこでも使用できちゃうんです!
使用できる範囲が広がって、とっても嬉しいですよね♪
同じブロックの都道府県の利用であればOK
北海道・東北ブロック
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
関東ブロック
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨
北陸信越・中部ブロック
新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重
近畿ブロック
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国ブロック
鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄ブロック
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
ブロック気にせず、国内ならどこでも使用可能!
ただしこの旅行割は、使用するにあたり注意したいことがあります。
それは、「目的の場所で使用可能かどうか」。
なんとこの旅行割は、都道府県の判断によって使うか使わないかを決められるんです。
「感染対策の一環で扱いません!」と判断するところもあるかもしれませんよね・・・。
扱わない判断をすれば対象外地域になり、旅行割を使用できません!
使用する前に、旅先の場所で使用可能か事前リサーチをしましょう。
使用できる場所
県内割 | ブロック内のみ使用可 |
全国旅行割 | 国内ならどこでも使用可(使用不可のところもあるので注意) |
全国旅行割は12月下旬まで!
今回の旅行割は、10月11日から12月下旬の間に行われます!
ちょうど紅葉の時期やクリスマスの時期にかぶる感じですね♪
今のところ、12月下旬で終わりですが詳しい日程はまだ分かりません。
感染状況によっては、終了時期が延長もしくは短縮になるかもしれないので、要チェックです。
地域クーポン券がもらえる!
今回の旅行割も、特定のお店で使用できる「地域クーポン券」をもらえます!
しかも、今回は平日と休日でもらえる額は変わってくるんです。
県民割では、いつ旅行をしても一律2,000円でしたよね。
それが、平日は3,000円、休日は1,000円もらえちゃうんですよ。
でも、どうして休日より平日の方が多くもらえるんでしょうか?
なんでも、休日より平日に多い金額にすることで、平日の旅行を促進し、観光客の人数を分散させる目的があるんだとか・・・。
確かに、休日だと仕事や学校が休みだったりするところが多いので、平日より観光客って多くて混んでるイメージですよね?
そうは言っても、まだ休日に使用する予定の方が多いと思います。
「夕飯代を全額クーポンで払おうと思ったのに足りなかった!」ことがないようにしましょうね。
クーポンは、ホテルや旅館のチェックイン時、もしくは旅行代理店で受け取れます。
現地のお土産店や飲食店のお店で利用可能ですが、一部利用できないところもあるので注意が必要です。
使う時はあらかじめどこで利用できるのか、事前のリサーチをおすすめします。
クーポンの期限は、旅行中もしくはチェックインの日からチェックアウトの日です。
クーポンを使って、旅先のご当地グルメを満喫しちゃいましょう♪
もらえる金額(1人1泊)
県民割 | 一律2,000円 |
全国旅行割 | 平日:3,000円分 休日:1,000円分 |
使用期限
旅行中、もしくはチェックインの日からチェックアウトの日
受取場所
宿泊先のホテル・旅館、旅行会社
予約完了の旅行にも使えちゃう!
「これを知らずに、10月11日以降の予約をしちゃった!」なんて方も、きっといるはず。
そんな方も安心してください。
すでに予約が完了した旅行にも使用できちゃいます!
ただし、それぞれの場所や旅行代理店で取り扱いが変わるとのこと・・・。
「予約した旅館で使えるか知りたい!」という方は、手配してもらった旅行代理店や旅館のある地域に直接聞くのもアリです!
全国旅行割の割引額

「どれくらいおトクに行けるのか知りたい!」
「通常の料金より何%安く泊まれるの?」
どれくらい安くなるのかって、一番気になりますよね?
この旅行割を使えば、通常のどれくらいおトクになのか、パーセンテージや上限額を詳しくチェックしましょう!
こちらも県民割と比較してみていきます♪
40%OFFで最高8,000円安くなる!
旅行割を使うと、通常の金額より40%OFF安くなります!
県民割の時は50%OFFでした。
「割引率が低いから、そんなに安くならなそう・・・。」って思いませんか?
でも以前だと、日帰り旅行でも泊まりの旅行でも、最高で5,000円しか安くなりませんでしたよね。
今回は、条件が揃えば最高で8,000円も料金が安くなるんですよ!
それぞれの最高補助額は、以下の通りです。
交通手段と旅館などが一緒になった旅行 | 最高8,000円 |
それ以外の旅行 | 最高5,000円 |
旅館などの宿泊施設と飛行機や新幹線などの交通手段が、あらかじめ一緒になったプランです。
よく旅行代理店が「飛行機で行く1泊2日の〇〇旅」といった商品を販売していますよね?
もちろん寝台列車やバス、フェリーも当てはまります。
ただし、チケットを別で購入したり高速道路料金はこれには当てはまりません。
注意しましょう!
この場合、「それ以外の旅行」に当てはまり、最高で5,000円安くなります。
地域クーポン券と一緒なら、最高11,000円もおトクに!
最高8,000円安くなる旅行割。
地域クーポン券を使用すれば、いつもより11,000円もおトクになります!
交通手段と旅館などが一緒になった旅行を計画する場合は、平日に行くのがおすすめですよ♪
実際の計算方法をみてみよう!
実際にどんな計算なのか、2つの例で解説します!
ぜひ参考にしてくださいね♪
例①:40%OFFが適用
平日
10,000円(通常払う代金)×40%OFF=6,000円
となり、実際払う金額は通常よりも4,000円安くなります。
ここに3,000円のクーポンがもらえて、通常より7,000円おトクです。
休日
10,000円(通常払う代金)×40%OFF=6,000円
ここに1,000円のクーポンがもらえて、通常より5,000円おトクです。
例②:上限額が適用
先ほどと同じように計算をしたいところですよね?
でも40%OFFで計算をすると、上限の8,000円を超えます。
よって、以下のような料金計算になります。
平日
30,000円(通常払う代金)―8,000円(上限額)=22,000円
これが実際に払う金額です。
ここに3,000円のクーポンがもらえて、11,000円もおトクになります。
休日
30,000円(通常払う代金)―8,000円(上限額)=22,000円
ここに1,000円のクーポンがもらえて、通常より9,000円おトクになります。
全国旅行割の利用で、どのくらい安くおトクなのかをみてみました。
どちらも平日の方が、おトクに行けちゃいます!
しかも、まだ観光客も少なそうなので、ゆっくり過ごしたり思いっきり満喫たりもできそうですよね♪
全国旅行割を使う条件
「旅行割を使うために条件ってあるの?」
旅行割を使うためには、以前と同じように本人確認ができるものとワクチン3回摂取済み証明書などが必要です。
「3回目のワクチンを打っていない!」という方も、PCR検査の陰性証明があれば割引支援を受けられるので安心してくださいね♪
利用するのに必要なもの
本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
+
- ワクチン摂取歴3回摂取済証明
- PCR検査陰性証明
- 抗原定量検査の陰性証明
- 抗原定性検査の陰性証明
※①〜④うちどれか1点
旅行先でこれらを提示しなければならないので、忘れずに旅先に持っていきましょう!
全国旅行割とGoToの違いは?

「全国旅行割とGotoって一緒みたいだけど、何が違うの?一緒なのはどの部分?」
Gotoも今回の旅行割も国内への旅行を促すものです。
意味合いは一緒なのに、どこが違うのかイマイチ分かりませんよね?
どこが異なるのか、またどこが変わらないのかチェックしていきましょう!
全国旅行割とGotoの違い
現時点で、旅行割とGotoの違いは、
- 割引率
- 上限額
- 利用可能なところの若干違い
この3つです。
それぞれについて、解説していきますね♪
異なる点①:割引率
まず異なる点の1つが、Gotoの方が今回の旅行割より割引率が低いことです。
旅行割が通常より40%OFFなのに対して、Go toは30%OFFになります。
少し低くなりますよね?
県民割と比べると、20%も引き下げられています。
異なる点②:上限額
2つ目の異なる点は、割引の上限額です。
旅行割の上限額は、交通とホテルが一緒のものだと8,000円、それ以外だと5,000円でした。
Gotoではもっと細かく設定されています。
交通とホテルが一緒になった旅行 | 10,000円 |
交通手段がついていない旅行 | 7,000円 |
日帰り旅行 | 3,000円 |
例えば、新幹線とホテルがセットになったものなら、Gotoの方が支払いを安くすることができる可能性があるんです!
ただ、日帰りだと今回の旅行割の使用が安く済みます。
こうみると、近場に日帰りで観光するなら旅行割を使った方がいいですよね?
異なる点③:使えるところが若干変わる
旅行割もGotoも、基本的に国内どこでも利用可能です。
しかし旅行割は、都道府県によっては使えないかもしれません。
適用されない場所へ行くのであれば、Gotoを使えるまで待つのもいいかもしれませんね♪
今の段階ではGotoなら、どの県に行っても利用可能です。
しかし、今後全国旅行割と同じような取り扱いになる可能性があるので注意しましょう。
今までと変わらない点
若干の違いがある旅行割とGotoですが、もちろん同じ点もあります。
変わらない点①:もらえる地域クーポン券の金額
もらえる地域クーポン券の額は、旅行割とGotoともに一緒です。
そのため、平日に旅行をする方が多くもらえちゃいますよ!
クーポンの金額が変わらないのは、使用する側の私たちにはとても嬉しいですよね♪
変わらない点②:ワクチン接種済み証明書などの提示
Gotoも、宿泊先などで免許証などの本人確認ができるものとワクチン接種済み証明書などを見せる必要があります。
これからバンバン旅行に行こうと思っている人は、ワクチン接種済み証明書は捨てずにとっておきましょうね!
変わらない点③:対象者
全国旅行割もGotoも、日本国内に住む人が使用できます!
そんなに大きくは変わらない!
全国旅行割とGoto、2つの変わる点と変わらない点をみてきました。
異なる点
- 割引率の違い
- 上限額の違い
- 対象地域に若干違いがある
変わらない点
- 地域クーポン券がもらえる金額
- ホテルや旅館でのワクチン接種証明書などの提示
- 対象者
このように見ると、割引率と最高補助額が違うだけで、大まかな中身はそんなに変わりはありませんよね?
Gotoはいつ始まるかも未定ですが、それまでは旅行割を使用して有名観光地に行きましょう♪
全国旅行割を使っておトクに旅行をしよう!

あと少しで始まる「全国旅行割」。
旅行割は県民割とは違い、地域限定から国内の旅行に広がります。
旅行割と県民割、今後始まるであろうGotoの特徴は以下の通りです。
県民割 | 全国旅行割 | Goto | |
範囲 | 特定の都道府県 | 国内 ※扱わない場所もあるので要確認 | 国内 |
割引率 | 通常の50%OFF | 通常の40%OFF | 通常の30%OFF |
※1人1泊分 | 割引上限一律5,000円OFF | 交通+宿泊:8,000円 それ以外:5,000円 | 宿泊のみ:7,000円 日帰り:3,000円 | 交通+宿泊:10,000円
※1人1泊分 | 地域クーポン券一律最高2,000円 | 平日:3,000円 休日:1,000円 | 全国旅行割と同じ |
※1人1泊分 | 最高補助額最高 | 7,000円最高11,000円 | 最高 | 13,000円
必要なもの | + ・ワクチン摂取歴3回摂取済証明 or ・PCR検査陰性証明 ・抗原定量検査の陰性証明 ・抗原定性検査の陰性証明 | ・本人確認書類県民割と同じ | 県民割と同じ |
また、全国旅行割を使うポイントは、以下の通りです。
- ポイント①:休日より平日に使うとおトク
- ポイント②:交通手段と旅館などが一緒になった旅行で使うのがおすすめ
- ポイント③:予約済みの旅行も安くなる
うまく使えば、1人数万円する県外への観光も通常より安く行くことができます!
ぜひこれを機会に、家族や友人、恋人とおトクにお出かけしちゃいましょう♪
コメント